千葉県千葉市美浜区稲毛海岸でインプラント歴20年の歯周病専門歯科医・かとう歯科インプラント






インプラント症例

審美、矯正、歯周外科など複合的処置が必要な場合

● 症例16 重症の歯周病症例(2008年)




 

60代 女性
治療した年代: 2008年
患者様のご希望: なんとか治して欲しい
治療部位: 全部
患者様の感想:
他院にてフルマウスのブリッジを入れたのですが、歯周病の治療はされませんでした。出血がひどく、どうしてよいかわからず、歯周病の専門医さんに駆け込みました。衛生士さんの丁寧なブラッシング指導により、なんとか歯ぐきは治りましたが、奥歯はもう無理とのことでしたのでインプラントをお願いしました。前歯は以前の治療をそのままにして頂き、たすかりました。



数年前に上下メタルボンドによるフルブリッジで治療されていました。高額な補綴物が入っているにもかかわらず、歯周病の治療は全く受けていないようでした。患者さんは治療費にたくさんお金を掛けたのに、どんどん悪くなるので悪性の病気ではないかと思っていたようです。患者さんの気持ちを思うとブリッジを全部外すことはできませんでした。審美的には非常に問題がありますが、前歯部はそのまま使うことにしました。


左下術前です。


右下術前です。
歯肉の状態が非常に悪いことがよくわかります。
術後の写真の歯肉色をよくご覧ください。




院長の解説

歯周病の治療のために来院された患者さんです。初診時の写真を見たら、ビックリするぐらい悪いのがおわかり頂けると思います。最初は白血病や重症の金属アレルギーを疑いました。確認のために、大学病院で金属アレルギーの検査をお願いしました。結果は特に問題ありませんでした。
ここからが衛生士と患者さんの苦労の始まりです。十数回に及ぶ染め出しの末、なんとか歯肉は落ち着きました。口腔衛生が安定すればインプラントも可能です。最初の予定ではブリッジはすべて作り直すことになっていましたが、審美的にギリギリOKでしたので、今でもそのまま使っています。


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